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素のAIではなく、製品のAIを。

モデルを置くだけでは、事業は動きません。データ、評価、推論基盤、業務への統合、運用までを、ひとつの製品として仕上げます。

精度よりも、事業の数字で測る。

AIの良し悪しを決めるのは、モデルの性能よりも事業の成果です。投資対効果から逆算して、作るものを決めます。

止まらない設計、止められる設計。

数千万人が使う本番で、落ちず、壊れず、戻せること。判断の根拠を残し、人がいつでも止めて戻せる前提で、AIを設計します。

仕事の流儀

素のAIではなく、製品のAIを。

足りないもの

研究と本番のあいだが、誰の仕事にもなっていない。

研究者はモデルの精度を、エンジニアはシステムの稼働を、事業の側はKPIを見ています。本番で動き続けるための評価、運用、責任の設計は、そのどこにも属さないまま残り、PoCは本番に届かずに終わります。

求められているもの

欲しいのはAIではなく、動き続ける事業の仕組み。

事業の数字が動くこと。止まらず、いつでも止められること。なぜそう判断したかを説明できること。担当者が替わっても、組織が持ち続けられること。AIを入れること自体は、目的ではありません。

ソリューション

製品のAIで、事業の価値を生み出す。

素のAIと製品のAIの違い
素のAI製品のAI
価値精度が上がった事業の数字が動いた
評価デモで動いた本番のデータで測り続ける
構成LLMにすべてを任せるLLM、統計、機械学習、アルゴリズムを役割で組む
稼働落ちたら作り直す冗長化と縮退で、障害が起きても業務を止めない
制御AIの出力がそのまま業務に流れる人が承認し、いつでも止めて戻せる
持続作った人が抜けると誰も直せない組織が持ち続けられる

モデル単体ではなく、データ、評価、推論基盤、業務への統合、運用までを、ひとつの系として設計します。基準は三つです。事業の数字で測れること、LLMひとつに頼らず役割で組むこと、止まらず、止められること。

役割

事業をリードする、エンジニアとして。

機能としてではなく、事業の視点からAIを設計します。何を作るかより先に、事業のどこに価値を生むかを決める。技術の判断と事業の判断を、同じ人が担います。

関わり方

月数時間の技術顧問から、スポットの相談まで。

技術顧問として、月数時間から設計の判断とレビューに入ります。スポットの相談にも応じます。すべてフルリモートです。

  1. 相談Consulting
  2. 研究Research
  3. 開発Development
  4. 統合Integration
  5. 運用Operations

どの段階からでも入り、そこから先を通して設計します。

依頼の形と条件を見る

事例

漫画の完全自動ローカライズ

CyberAgent AI事業本部 2024–

漫画作品の大半は、コストの理由から日本語以外では読めず、その隙間を海賊版が埋めてきました。機械翻訳では作品の理解が伴わず、写植も表現の意図を損ねるため、正規版として届けられる品質に届かなかったのです。[1]

理解AI、文化翻訳AI、写植AIを統合し、作品を深く理解したうえでファンメイドに迫る品質を再現する、完全自動のローカライズシステムを構築しました。クリエイターへの還元と権利の保護を前提にした多言語配信の事業基盤として、実装し運用しています。三つのAIの開発から運用までを、事業価値に責任を持つ立場で担当しています。[1]

漫画の原稿理解AI文化翻訳AI写植AI多言語版漫画の原稿理解AI文化翻訳AI写植AI多言語版

データ品質をコードで管理する

LINEヤフー AI Platform部 2022–2024

データの意味を知っているのは機械学習の側で、基盤を動かしているのは運用の側です。データ品質の問題は、その分断の上で起きていました。

品質の定義言語 DQML を開発し、MLとOpsが同じ言葉で品質をコード管理できるようにしました。すべてのデータソースを完全自動で検査することで、MLエンジニアはモデル開発に集中し、運用の側でもデータ品質を保証できる体制にしています。基盤の名前は ACP Data Quality です。[2][3]

出典

  1. [2]LINEヤフー Tech Blog2023-12-25
  2. [3]第7回 Data-Centric AI勉強会Speaker Deck, 2024-03-29

LLMの安全性を、内部表現から読む

CyberAgent AI事業本部 2025

アニメや漫画の表現に対して、LLMがどう安全性を判断しているのか。Gemma Scope 2 を使って内部の特徴を取り出し、可視化して検証しました。[4]

出典

  1. [4]LLMの「内部表現」を可視化するCyberAgent AI事業本部 note, 2025-12-26

プロフィール

古川 新Arata Furukawa

AIを本番で動かし続ける仕組みを設計するエンジニアです。DMM.com、LINEヤフーを経て、いまは CyberAgent でAIの新規事業をリードしています。理想主義者であり、リアリスト。変わり続けることだけは、変えません。このサイトも、ロゴも、アイコンも、自分で作っています。

古川新について読む

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依頼

技術顧問として、月数時間から関わります。

依頼の中心は、技術顧問です。技術ロードマップの策定と遂行、開発チームの技術マネジメント、MLOps基盤の設計責任を、継続して担います。設計の判断とレビューは月数時間から、すべてフルリモートで入ります。

スポット相談・レビュー一度だけの相談やレビューにも応じます。AI導入戦略のセカンドオピニオン、アーキテクチャ設計のレビュー、採用面接の代行と技術力の評価などです。

技術検証と立ち上げ新しい技術の検証や、難度の高い仕組みの立ち上げを支えることもあります。Go と gRPC のバックエンド、Kubernetes の Custom Controller、LLM Agent のプロトタイピングなどです。

登壇と執筆カンファレンスでの登壇、技術記事の執筆や寄稿、社内勉強会や講演の講師も受けています。

相談は、メールでお送りください。

状況
受付中
稼働
月数時間から
形態
フルリモート

受けていない依頼現職と競合する案件や企業。常駐やフルタイムでの稼働。SESや人月単位での提供。

経歴

  • 2024–CyberAgent, Inc.AI事業本部で、事業の技術責任者(事業CTO)兼PdMとして、生成AIを使った新規事業の開発をリード。漫画ローカライズでは開発から運用までの責任者。
  • 2022–2024LY Corporation(旧 Yahoo Japan Corporation)AI Platform部で、全社横断のAIプラットフォームを開発。データ品質管理基盤 ACP Data Quality をPdMとして主導。
  • 2017–2022DMM.com, LLCAI/MLモデルの開発から本番導入までを一貫して担当。MLOps基盤の開発、レコメンデーション等の改善。

個人のOSS

zeroparse

zeroparse/zp, Go。ひとつの文法から、あらゆるパーサを生成する

  • protoc-gen-cueProtocol Buffers から CUE を生成する protoc プラグイン
  • protoc-gen-pydanticProtocol Buffers から Pydantic の BaseModel を生成する protoc プラグイン
  • hffHuman-Friendly Filter Language
  • zerosite最小構成のサイトジェネレータ
  • envoy-xfccEnvoy の X-Forwarded-Client-Cert ヘッダを解析する Go ライブラリ

記事

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登壇と執筆

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old.river.new@gmail.com

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